どんな劇団を作りたいかを考える

劇団を作ろうと思った時、まず最初に考えておきたいことは、劇団のコンセプトです。一般的に、コンセプトとは概念や観念、テーマといった意味ですが、たとえば

「どんな劇団を作りたいか?」
「どんな作品を作りたいか?」
「お客様に何を伝えたいのか?」
「自身の劇団の活動を通して、社会にどような影響を与えたいか?」

などなど・・・抽象的ではありますが、劇団の核となるものです。これから劇団を作りたいと思っている方は、ぼんやりと、もしくは、既にしっかりと考えていると思います。そのビジョンを掘り下げ、さらににそれを文字にします。

なぜ文字にするかと言うと、そうすることで、メンバー集めや劇場を借りる時に説明がしやすかったり、作品づくりや宣伝など、今後の活動がスムーズになり、また意思決定のブレが少なくなるからです。

具体的には、以下のようなことを決めていきましょう。

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・演劇のジャンル
 例:会話劇をベースにした明るくポップなエンターテインメント・お客様のターゲット
 例: 普段観劇をしない方、18〜30歳までの若い女性・活動方針
 例:観劇初心者に楽しんでもらう演劇作りを心がけ、観劇人口の増加に貢献する劇団を目指す・目標
 例:演劇文化を地域に根付かせる/◯◯劇場で2ヶ月のロングラン公演を行う/海外公演を行う・劇団名 などなど…

あくまで「例」にはなりますが、だいたいイメージは伝わりましたでしょうか?

もちろん、これらを全部一人で決めなくても構いません。一緒に劇団を作るメンバーが既にいましたら、みんなで考えても構いません。また、上記以外でも色々決めておいても構いませんが、あまり細かく決めすぎると、今後の作品作りの足枷になるかもしれませんので、ご注意ください。

なお、決めたことは「絶対」ではありません。公演ごとに演劇のジャンルが変わる場合もありますし、観てくださる客層が変わってくることもあります。どうしても譲れないもの以外は、お客様や時代のニーズ、劇団の成長に合わせて変化していくものですのです、固執しすぎないようにしてください。ただし、今後のメンバー集めや旗揚げ公演に向けて「どんな劇団ですか?」という質問に答えられる程度には決めておきましょう。

また、その内容がいかに魅力的かも大切です。魅力的とは単純に「面白そうかどうか?」です。魅力的であれば、人は集まります。

 

まずは、ワクワクしながら夢を語り、そしてそれを文字におこしてみてください。